経験と失敗と経験と。
どうもです。市川です。
頭の中だけで考えていても、物事は絶対に上手く行きません。
また、多くの人達が失敗を恐れるあまり、頭だけで考え過ぎて、
行動に移せない事が多いです。
私達大人は、これまでの自己経験から、
新しい事に取り組む際、どうしても失敗するイメージが先行します。
これは、ある程度人生を過ごした 大人 だからこそ、持てる意識であり、
一概に悪い事である。とは言い切れません。
ですが、石橋も過度に叩きすぎると壊れます。
私の座右の銘の1つに、
「 チャレンジして失敗する事を恐れるよりも、何もしない事を恐れろ。 」
—— 本田宗一郎 ——-
こんな言葉がありますが、
経験の中から学べる事の方が多く、経験してみないと解らない事の方が、
ビジネスの世界・・・ いや、人生全てにおいて言えますが、多いのです。
先日、クライアントさんの1人が、セミナー講師デビューを果たしました。
私とお付き合いを始めて約1年。
本当に頑張っている姿を見てきましたが、インプットする側から、
アウトプットをする側に回って行こうとしています。
初めてのセミナー講師 という事で、
セミナーの台本チェックもしましたし、台本の補足もしました。
その台本を基に1回話してみよう!という事で、
自宅での練習を動画に撮ってもらって確認し、
話し方の指導も行いました。
本当は、リアルに顔を合わせながら指導をしたかったのですが、
セミナー開催までのスケジュールと距離(住んでいる場所)の問題で、
オンラインをフル活用しての指導と相成った訳です。
で、セミナーの翌日、
どうでした? の問いに
いや、予想していた以上にスベった感 あリましたね。(^_^;)。
との事。(そんなに極度に落ち込んだ感は感じませんでしたが。)
そっかぁ・・・ まずは、映像確認するんで送ってください。
という訳で、セミナー当日の様子をおさめた動画を確認。
スベッた感??。。。なるほどね。(^_^;)。
そう思えるようなところも出てきますし、純粋に評価できるところも出てきます。
ただ、これらすべては、経験をしているからこその材料であって、
評価出来るところは純粋に評価できる事を伝え、自信を持ってもらう。
スベッたところは、なぜ?スベッたのか?
では、次回はどういう所に気を付けて行けば良いのか?
そうやって、補足・強化をして行けば、次の経験の際には、
今回よりももっと良い出来になるはずなのです。
これは、全ての事例について言える事なのではないでしょうか?
一度、経験をしてみるだけで、
必ず、次に繋がる要素があぶり出されてきます。” 必ず ” です。
そこには勇気など必要ありません。メカニズムはシンプルなんだから。
経験してみれば良いだけなのですから。
目の前に興味のある事がある。
でも、大人はどうしても、失敗する事イメージが先行する。
だから気持ちがついていかない。
だから決断が出来ない。そして、時間だけがいたずらに過ぎて行く。
こっちの方が良いと思うのか?
目の前に興味のある事がある。
でも、大人はどうしても、失敗する事イメージが先行する。
だとしたら、失敗した時にどういう支障が出てしまうのか?を考えてみる。
それが致命傷で無いのであれば、一度経験してみる。
その経験の中で、次に繋がる材料をあぶり出してみる。
どっちが良いんでしょうね?
安心してください。市川哲也 34歳、
本当に色々な事にチャレンジしましたし、なんだかんだ数多くの失敗もしましたが、
今でも生きてます。元気に生きています。
という事は、
世の中の多くの失敗事例は、致命傷に繋がる事の方が少ない訳で、
その全てが経験という名の記録に変わっていく。という事なのでしょうね。
そして、これだけは伝えるべき事ですが、
私は、確実にあなたよりも多くの失敗をしている。
胸を張って言う事ではない事は重々承知をしているのですが、
こんな言葉もあるのです。
「 失敗者は失敗の数でさえ、成功者を上回る事は無い。 」
失敗を失敗としか捉えず、悔やんで殻に閉じこもるのか?
失敗した事を経験と捉えられるのか?
たったこれだけの差って事です。
さて、あなたは?