好きな事でビジネスするのは難しいですか?

どうもです。市川です。

無料オーダーメイドセミナーを受講頂いた方、まずは、お疲れさまでした。

喋り過ぎて時間延長してしまった方
(ほぼ全員ですが…)
長時間お付き合い頂きありがとうございました。

話をしていると、アイディアがねぇ…
出てきちゃうんですよねぇ。
おかげさまで、満足度100%をキープしております。

さて、
内輪では「日頃全くブログの更新をしない」と、
もっぱら噂の私市川ですが…

最近はオーダーメイドセミナーで新規の方とお話させて頂く機会にも恵まれまして、
お話させて頂いた内容も多岐に渡っているので、せっかくだから少しずつ内容をシェアしようと思い、珍しくブログを書いております。

好きな事でビジネスするのは難しいですか?

けっこう頻繁にこの手のご相談を受けるのですが、難しいか?かんたんか?と問われると、
あなたが好きな事のジャンルにもよりますよね。

例えば、
あなたが「ダイオウグソクムシ」が大好きで、
これを仕事にしたい!と言われても、まあ、簡単ではないでしょうね。

例えば、
あなたが「シモ・ヘイヘ」という、フィンランドの伝説のスナイパーの事が好きでも、
まあ、簡単ではないでしょうね。

例えば、
あなたが「エクストリームアイロニング」というマイナースポーツが大好きで…

まあ、簡単ではない訳ですよ。
(何かしら方法はあるとは思いますが)

 

この話は、過去にも書いたことがあるとは思うのですが、

大切な事は、

  • あなたの好きな事が誰の役に立つのか?
  • あなたの好きな事で誰を幸せに出来るのか?
  • あなたの好きな事で人にどんな充実を与えられるのか?

こんなニュアンスの話であり、
あなたが好きな事を、ただ好きなようにやっていても、それはビジネスとして成り立ちません。

ビジネスは誰かのお役に立てて初めて成り立つものであり、好きだ!という情熱がどれだけ強くても、その情熱がお金を生む事は容易ではありません。

あなたを軸にして物事を組み立てても、ユーザーには伝わらない可能性の方が高くなってしまうのです。

 

でもYouTubeなら…

なんてことを考えて、自分の好きな事で動画を作ってみる人も多いのですが…

エクストリームアイロニング一本でチャンネルを作成しても、まあ、儲かりはせんですよ。

だって、
その好きな事に世の中の興味が薄いもの。
(残念ですが)

余談ですが、世の中がYouTubeに求めているモノの1つに「暇つぶし」というニーズがあります。

おもしろい事、くだらない事、少しためになる事を動画にする事によって、視聴者さんの空いた時間を埋めるコンテンツになっていれば、それは人のお役に立っている訳です。
だから、広告収入が得られるようになる。

そう考えると、
あなたの好きな事を、ただ好きなようにやるのではなく、多くの人に興味を持ってもらえるような動画の作り方が出来れば、収益化の可能性がより高くなります。

あなた軸で物事を組むのではなく、
ユーザー目線で物事を組み立てた方がビジネスとして成り立ち易い。という事ですね。

 

まとめると、
あなたの好きな事をビジネスにするのは簡単ではないです。

ですが、魅せ方によっては、人のお役に立てるコンテンツになる可能性はあります。

だから、出来ない事だとは思いません。
本当に好きならチャレンジするべきです。

理想は、
あなたの好きな事で、誰かの悩み事を解決するキッカケのようなモノが作れれば、それは立派なコンテンツとなり、ビジネスとして成り立つはずです。

 

ですが…
元々は自分にストレスや負荷がかからないために、自分の好きな事や得意なテーマをビジネスにしたい!と考えているのだと思います。

それが多少ニッチなジャンルであってでも、
好きな事だからどうにかしてビジネスにしたい!って頭を巡らせて…

って、それがストレスになりません?

 

ビジネスにおいて成功の確率が高いものは、
誰かのお困り事やトラブルを解決するテーマです。

これは、いつの時代も揺るがない結論でしょう。

好きな事をビジネスにする方法で頭を抱えるよりも、多くの人が困っているテーマを見つけて、
その解決に繋がる何かを勉強した方が遥かに成功の確率は高い訳で、きっと成功までの時間も短縮できるはずです。

 

嫌いな事をビジネスにしろ!とは絶対に思いませんし、やるべきではないでしょう。

ですが、好きな事に囚われ過ぎていると、
逆に、大きなストレスを抱えてそれが嫌いになっちゃいますよ。

 

最後になりますが、私の青春時代の夢は
「大好きな音楽で食っていくこと」でした。

それが、現在ではビジネス構築のお手伝いをお仕事にしています。

夢に破れた?
そう言われればそうでしょうね。

ですが、多くの人が困っているテーマを見つけて、
自分なりの解決方法を見いだせたから現在があるのだとも思います。

きっと、無理やり音楽を仕事にしていたら、今頃は音楽が嫌いになっていたのかもしれませんね。