ちょっと待って!それ売れるかもよ!?
ちょっと待って!それ売れるかもよ!?
商品はベネフィット(商品の持つ効果)とニーズが噛み合った時、
特に何の違和感もなく、普通に売れて行くモノです。
ニーズとベネフィットが噛み合った瞬間、
売れる事が当たり前になるのです。
たとえば・・・
最近 メギンス と呼ばれる商品が注目されています。
※男性用のレギンス だから ”メ”ギンスというようです。
(あ、レギンス自体を知らない人は、検索してください。)
余談ですが、スパッツ・・・っていうと、
「 おっさん 」 って言われるみたいです。
さて、僕はこのメギンスには、まったく興味がありません。
おそらく、買わないですし、着用する機会もないでしょう。
でも、最近の若者には、ちょっと良い感じに注目されているようです。
自分が興味のない商品だからといって、それが売れない商品ではない。
ということ。
こと、市場に関しては、自分の直感だけで判断するのは、
非常にもったいない行為である。という事ですね。
僕が子供のころ、「 水を買う 」 という習慣はあまりなかったと思います。
でも、最近では首都圏の8割以上のご家庭は、水道水を飲みません。
きっと、50年前の人達はこういうでしょう。
「 水を買うって・・・?? 」 ってね。
時代の流れに応じて、市場の常識が変わる事は多々あり、
これから先も、それはずっと続いて行くことでしょう。
というわけで商品を探す際、自分にとって、
その商品がどういう位置付けなのか?というのは、
まったく考えない方が良いでしょう。
大切な事は、商品のベネフィットを理解し、どういう人達向けの商品なのか?
ここを分析し、じゃあそういう人達を集めるには、どういうアプローチが必要か?
そうやって考えて行けば、お金を産むネタなんぞ尽きる事がありません。
これも余談ですが、最近 激安の自販機も流行っているそうですね。
缶ジュースが80円ペットボトルが100円で買えたりする自販機です。
そんな時代ではありますが、
登山道の休憩所にある、1本150円の缶ジュースはみんな買いますよね?
だって、山登ってんだもん、のど渇いてんだもん。
これが、砂漠のど真ん中にある自販機だったら、
1本1000円のジュースでも、みんな買うと思います。
だって、死んじゃうからね。飲まないと・・・
砂漠で遭難している時に、1万円と水があったら、みんな水を選ぶはずです。
ベネフィットとニーズが噛み合うと、商品の金額までも左右してしまいます。
自分には必要ない商品でも、それが欲しくて欲しくてたまらない人たちは、
世の中にたくさん存在している。ということ。
ここから視点をそらさずに、まずは商品の持つベネフィットを理解し、
ターゲットをイメージする。
そうすると、 「 あ、こういうシチュエーションなら売れるかも!? 」 なんて
イメージが湧いてくるはずです。
したら、あとはどうやってそのシチュエーションが存在している場所を探すか?
もしくは、どうやってそのシチュエーションを作るか?
大切な事は、売れるかも? ってイメージを膨らませながら、
物事を組み立てて行くことだと、私は考えます。
さてさて、もう一度 商品探し してみませんか?
きっと、あなたが見落としている商品は、まだまだ”たっぷり”あるはずですよ。