本来の価値と違う価値を表現する。
どうもです。市川です。
先日のミーティング中、クライアントさんに
こんな話をしました。
本来、そのモノが持つ価値と
違う価値を表現(提供)する。
あなたの「好き」や「得意」をビジネスに
したい場合、この考え方が出来るようになると、
色々なアイディアが浮かぶようになります。
私は常々、
「ノウハウはそこまで重要じゃない!」
こんな事を言って来ているのですが、
本当に大事なのは、ノウハウ(やり方)
ではなく、モノの見方や捉え方、
考え方や組み立て方の方が大事。
言いたいのは、こういう事です。
でもね。
みんなノウハウ好きですよね(汗)
変わらないですよね。この辺り。
ちょっと脱線しましたが、
戻します。
本来、そのモノが持つ価値と
違う価値を表現(提供)する。
これに関しては、解り易く、
例を出してお話して行きましょう。
※私はkurimaroさんと全く
関係がありません。
ご迷惑でしたらご連絡ください。
内容から削除させて頂きます。
m(__)m
本来クッキーというのは、
「お菓子」です。
子供が3時に食べるヤツです。
スーパーやコンビニで
大体、100~300円くらいで売ってます。
口に入るモノですから、
クッキーに取って重要なポイントは、
「味」(美味しい)という事になります。
本来、クッキーが持つ価値をウリにしたら、
この部分を突き詰める必要があり、
大手お菓子会社がライバルとなります。
kurimaroさんが上手な部分は、
クッキーをメッセージツールとして、
商品開発をした事。
- お祝いの言葉を届ける為のツール。
- 気持ちを表現出来るツール
- 社名やロゴを表現する事もでき、
名刺代わりや、販促ツールとしても
使用が出来る。
本来、お菓子が持つ価値を、
上手に違う価値へ変換出来ています。
このサイトは知人に紹介してもらったのですが、
初めて観た時に、「じょうずぅ!(上手)」
そんな言葉が出ました。
見た感じ、生産が大変そうなので、
人手の問題にメスを入れると、
もっと広く展開出来そうですね。
例2
似顔絵 なつみかんさん
このサイトはそこそこ昔から存じていて、
クライアントさんとのミーティングでも、
何度か例に出した事があるサイトです。
なつみかんさんもkurimaroさん同様、
私は一切関係がありません。
※ご迷惑の場合はご連絡頂ければ削除します。
似顔絵を描いてもらいたい!
残念ですが、私はそんな風に思った事が、
これまでに一度もありません(汗)
ですが、このサイトも非常に上手です。
「似顔絵」・・・
ちょっと表現を変えると、肖像画・・・
という事は、似顔絵が本来持つ価値は、
「記録媒体」なのかな?という解釈をします。
写真がこの世に無かった頃、
時の権力者や有名人は、
絵で自分の肖像を残した訳ですしね。
なつみかんさんの上手いところは、
プレゼントや思い出に残す品に、
似顔絵が持つ「温かさ」を取り入れた事。
- 寄せ書き色紙の真ん中に。
- 還暦のお祝いに。
- 誕生日プレゼントのメッセージに。
- お店に飾る店長の似顔絵
(販促ツールですね。)
その他、用途は多岐に渡ります。
似顔絵を取り入れる事で、
“気持ちを込める側”のメッセージを、
より伝わり易くする。
メッセージの温かみも増す。
そんな効果が、なつみかんさんの
サービスにはあると考えます。
動画でのプロモーションを取り入れたら、
もっと世間的に周知されるかもしれませんね。
この2つのサイトに共通する事は、
本来、そのモノが持つ価値に
「ギフト」という用途の価値を加えた事。
お客さんが誰かに贈る為のモノ。
いわば、
「コミュニケーションツール」としての、
用途(価値)を表現した事だと思います。
このように。
本来、そのモノが持つ価値に、
別の用途(価値)を表現してあげる事で、
ユーザー層が変わったり、商品単価を
上げる事が出来るようになる訳です。
これは、もうアイディア次第。
現在、世の中に存在している、
多くの「モノ」に、まだまだ私達が
知らない(気付いていない)価値が
あるはずです。
そこに成功の種もあるはず。
自らの「好き」や「得意」をもって、
ビジネスをしたい!
そう志す人には、是非是非、
この考え方を取り入れてみてください。
考えるコツは、
あなたの「好き」や「得意」で、
誰を幸せにするか?
ここ、非常に重要です。
是非、チャレンジしてみてください。
本来、そのモノが持つ価値と
違う価値を表現(提供)する。
まずは、考えてみましょう!
そこから全てがはじまるはずですよ。
ちなみに、
私は、こういう事を考えるのが好きです。
そして、そこそこ得意です。
よろしく!