絶望的な災難から人生の転機へ

どうもです。市川です。

『 絶望 』

「望みが絶たれる。」 という事で絶望。
すごく解り易く、すごく残酷な言葉です。

ですが、本当の意味での絶望を
体験する事の方が、現代に生きる
日本人は珍しい訳で、
絶望と感じる時も、必ず進むべき道がある。

その道が何処にあって、
自分はどうやってその道を進むべきか?

 

絶望を感じた時に、
この方向性にシフト出来るか?否か。
ここなんだと思うのです。

 

昨年末、私のクライアントさん2名の方に、
とある災難が降りかかります。

(お二人ともサラリーマンで、副業として、
私の元でビジネスを学んでいました。)

 

勤めていた会社の倒産。

これが、2人に降りかかった災難です。

住んでいる場所も、奈良と埼玉で全く違います。
もちろん勤めていた会社も業種も全く違います。

ですが、ほぼ同時のタイミングで、
2人が勤めていた会社が倒産という事態。

全くの偶然です。

2人とも、副業として、5~10万円程度の
収入は得ていましたが、
収入の基盤となっていたお給料が
無くなる訳で、生活面や支払いの部分を
今後どうやっていくか?

こんな難題に向き合う事になり、
もちろん、真っ先に私が相談に乗る事に
なりました。

 

将来的に独立起業を志し、
一緒に取り組んでは来ていましたが、
自らの意思ではなく、随分と早いタイミングで
社会に放り出された訳です。

 

この話、決して他人事ではないですよ。
このご時世ですから、
誰にだって訪れる可能性のある話です。

リーマンショックを思い出してください。

1つの証券会社が倒産した事で、
日本の景気がどれだけ悪くなった事か。
その影響で職を失くした方がどれだけ居たか。

『 絶望です。 』

1人のクライアントさんが私に
こう言い放ちました。

そんな彼の意見に対して、
私はこう切り返します。

「いや、考え方次第ですよ。
 後々の結果次第ですが、今がチャンスと
 捉える事も選択肢の1つです。」

 

捉え方によっては、無責任な発言に
見えるかもしれませんが、
しっかりとした意図があって、
私はこの発言をしています。

 

現在の預金で無収入の場合、
限界点は何日後なのか?
保険の給付を受ける場合、
どういう手続きが必要か?

最低限のライフラインをどうやって確保するか?
絶対に越えてはならないデッドラインは何処か?
ご家族の意向はどうか?

そのディスカッションを綿密に行った上で、

選択肢は2つ。

「チャレンジ!」「 就職活動 」

最終最後の決断は2人に委ねる事に
なりましたが、2人とも、チョイスした
選択肢はチャレンジでした。

さて、そこから約2ヶ月。

2人とも元気に生きていますし、
日々頑張っています。

1人は3月は収入で30万円を超えるペース。
1人は20万半ばぐらいまでは伸ばせるかな?
というところ。

もちろんの事、法に抵触するような事は
していませんし、誰かに恨まれるような事を
やっている訳でもありません。

怪しい。胡散臭い。

そんな先入観満載で見られると思いますが、
2人がやっている事は、ちゃんとした物販です。

安く仕入れて 高く売る。

という、ビジネスの基本中の基本の事を、
やってもらっています。

海外から商品を仕入れて、
それを日本で販売する。

そんな、どこにでもある話で、
誰でも耳にした事のある内容を
2人は取り組んでいます。

 

副業で取り組んでいた時よりも、
すげぇ真面目にやるようになりました。

でも、真面目にやったら結果出ますね。
もっと早くちゃんとやっておくべきでした(汗)

現在では、私に対して、
そんな発言も出てくるようになっています。

もちろん、この先もまだまだ安心出来る
状況でもありません。
ですが、伸びしろはたっぷりある状態です。
まだまだ、この数字は伸ばせるでしょう。

 

油断大敵な状況である事に間違いありません。

ですが、きっとこの2人は、
年末の絶望的な災難が、
「人生の転機」だったと、
確信する事になると思います。

 

自分が望んでいない事が往々にして起こります。
だって人生ですから。

なんでもかんでも望み通りに手に入る
人生なんてあり得ません。

時に絶望を感じるような事態に
遭遇する事もあるでしょう。

ですが、全ての望みが絶たれる状況は、
本当に余程の事です。

捉え方によっては、
チャンスと考えられるはずです。

私だって、何度も絶望的な状況に
遭遇してきています。
その話をしたら、あなたが 引く ぐらいの
レベルでね(^_^;)。

 

ですが、その都度、
顔を上げて踏ん張ってきました。

私が若い時に、
こんな話をしてくれた方が居ました。

お金で解決できる問題は、
そこまで大きな問題じゃない。
世の中には、もっと絶望的な問題がある。
だから、お金の問題に遭遇した時こそ前を向け。

当時はね。その災難の最中にいるので、
「はぁ・・・ って言ってもねぇ・・・」
みたいなテンションでしたが
今となっては思います。

本当に有難い言葉でした。

今回、この言葉をお借りして、
2人に話をしました。(個々に)

 

当時(約3ヶ月前)はね。2人とも
「はぁ・・・ って言ってもねぇ・・・」
という想像通りのテンションでしたが(^_^;)。

今は、少しこの言葉の意味を
理解してくれていると信じています。