有田と週刊プロレスと が面白すぎる。

どうもです。市川です。

「有田と週刊プロレスと」という番組をご存じでしょうか?

https://arita-wp.com/
Amazonプライム限定配信で、プライム会員であれば、
誰でも視聴できる番組なのですが・・・

オモシロすぎる!

私の中で、ここ最近の超ヒットコンテンツです。

『有田と週刊プロレスと』は2016年11月23日からAmazonプライム・ビデオにて配信されるプロレストークバラエティ。
アトランダムに選出された「週刊プロレス」を題材に、プロレスから学ぶべき人生の教訓を伝授するトークバラエティ番組※毎週水曜日更新

ウィキペディア先生より。

プロレスというコンテンツは、
ただの格闘技とは違って、遺恨や人間模様が折り重なり、絶妙なストーリーテリングが存在しています。
(しているように見せてくれます。)

プロレスというコンテンツそのものが
ショーであり、リングの上の格闘はストーリーの一端であるとも思えるのです。

そこに至る経緯は、どんな流れだったのか?
なぜ?あの人とこの人がここまでいがみ合うのか?
時代背景を元にした話や、当時の人間相関図を解り易く、面白く解説してくれる番組。

それが「有田と週刊プロレスと」です。

Amazonプライムでの評価は、まさかの4.6
ここまで評価の高い番組はAmazonプライムの中でも異例でしょう。

実は、市川プロレス好きです。

私とプロレスとの出会いは、
小学校6年生の時だったと思います。

深夜、なかなか寝付けなかった少年市川は、
何となくテレビを観ていました。

流れている映像はプロレス。

タイガーマスクが映っていました。

当時、実際のプロレスには全く興味がなく、
少年 市川のプロレスと言えばキン肉マン。

プロレスの技やルール的な知識は、
漫画キン肉マンの中で得ていた訳です。

そんな少年市川は、特に何も考える事なく、
ベッドに横になりながら、ボーっと眺めていたその映像で、
当時の常識を覆す様を目にする事になりました。

その時の光景がこれ↓

2代目タイガーマスクが、三沢光晴になる瞬間。

当時、私の知識の中では、
マスクマンは素顔を見られたら死ななきゃイケない。
(キン肉マンが基礎知識だからね。)

そんな風に思っていた私を後目に、
タイガーマスクから脱皮(?)した三沢光晴が、
リングの上で躍動する姿に、寝るのも忘れて興奮したのを覚えています。

そこから暫くの間プロレスが好きなり、

三沢、川田、小橋、田上、
四天王プロレス時代と呼ばれていた、
全日のプロレスファンになった中学生の頃。

タイガードライバーやムーンサルトスープレックスなど、体育館のマットの上で、躍動する思春期の市川がいました。

当時、私のアクロバティックなプロレスごっこに
付き合ってくれた友達には感謝です。

2009年6月 三沢光晴の突然で早過ぎる死には、
大きくショックを受けたのは言うまでもありません。

「有田と週刊プロレスと」を観て、
今更ながら、なぜ?タイガーマスクが三沢になったのか?

なぜ?試合中にタッグパートナーである川田に、
三沢がマスクを取る事を指示したのか?

そんな経緯を知る事になった、おっさん市川が、
現在、存在している訳です。

私が成人を迎えた頃、
時代は空前の総合格闘技ブームでした。

PRIDEという格闘技イベントは私も大好きで、
大晦日、さいたまスーパーアリーナにPRIDEを観に行った事もあります。

どんな時代背景と経緯があって、
あの総合格闘技ブームが来たのか?

これも「有田と週刊プロレスと」を観て、
今更ながら、理解しているおっさん市川がここにいます。

最近は、新日(新日本プロレス)が好きです。
内藤哲也が大好きです。
ロスインゴのTシャツも持ってます。(^_^;)。

あ、RIZIN も観てます。あと一息ですね。
あともうひと押し、絶対的なヒーローが誕生すれば、もっとヒットコンテンツになるはずです。

RENAも良いんですけどね。
やはり格闘技という観点から見ると、女子と男子では、迫力が段違いになってしまいますからね。

山本アーセンなのか?那須川天心なのか?
個人的にはヘビー級の日本人エースの誕生が欲しいところです。

実は、あなたにも作れるコンテンツ。

さて、これで話を終わらせてしまうと、
実は、私がプロレスや格闘技が好きだった。
という、

なんだか妙なカミングアウトで終わってしまうので、ちょっとビジネスの話をしましょう。

「有田と週刊プロレスと」は、
異色の教養番組だと、私は解釈しています。

有田哲平(くりぃむしちゅー)が、
大好きなプロレスの話を、愛情と情熱と絶妙な話芸を以って展開する事で成立する。

プロレス史を学ぶ教養番組的な要素がある訳です。

実は、この手の番組(コンテンツ)は、
あなたにも作れるコンテンツです。

例えば、あなたがバッハが大好きで、
バロック音楽の歴史や、
背景を人よりも少し多く語れるのであれば、

「〇〇とバロック音楽と」という
コンテンツが成立します。
※〇〇の部分には、あなたの名前が入ります。

ここで注意したいのは、
メジャー過ぎるテーマでやっても意味がない。

という事。

「〇〇とプロ野球と」って言われてもねぇ・・・

プロ野球を観る人は、基本、全員が監督なんで、
かなりハードルの高いコンテンツになってしまう訳です。

なので、
一般の人達には、そこまで知れ渡っていない。

でも、紐解いてみると、
実はすげぇ面白いテーマ。
そんなモノを題材にしてみると良いでしょう。

例)1
「〇〇と笠松競馬と」

オグリキャップだけじゃない!
笠松競馬には、こんな歴史やこんな背景があるんだ!

競馬場グルメの食レポも出来るしね。
予想コンテンツなども絡めると面白いですよね。

例)2
「〇〇と柿右衛門窯と」

17世紀より、15代に渡って受け継がれる佐賀県有田市の老舗窯元。
有田焼の歴史から、磁器の歴史なども盛り込んで行けば、伊万里・有田地方のPRコンテンツにも繋がる。

ここで、もう1つ注意したいのは、
淡々と語っても、人気コンテンツにはなり難い。という事。

有田と週刊プロレスとがヒットした要素には、
プロレスというコンテンツと、
有田さんの絶妙な話芸がミックスされて生まれたシナジー効果が大きいと分析します。

出来れば面白おかしく、対象に失礼のないレベルで笑えるような逸話や比喩。
経緯を恋愛に例えてみたり、何か別のモノで表現したりすると、面白いコンテンツになると思うんですけどね。

例)※以下、思い付きレベルです。

「〇〇と山県昌景と」
あ、この人は戦国武将です。
武田さんのとこの家臣の1人です。

「〇〇とヨハン・クライフと」
サッカーというテーマだと広すぎるんで、
個人に焦点を当てる感じ。

ヨハンクライフがどういう選手で、
サッカー界にどんな影響を与えたか?
トータルフットボールとは何か?とか。

「〇〇とジョージフォアマンと」
20年という年月を経て、45歳で再度ヘビー級の
世界チャンピオンになったボクサー

「〇〇と近鉄バッファローズと」
野球ならば、あえて現存しない近鉄をチョイスする。
話題も豊富ですし、相変わらずファンも多い。

「〇〇と近代落語と」
あ・・・僕、全然落語の知識ないです。

要は、難しく考え過ぎず、
あなたの好きなモノを、第3者に好きになってもらう為のコンテンツを、あなたの主観を織り交ぜながら展開すれば良い訳です。

ブログでも良いですし、
理想はYoutubeを使った番組形式ですよね。

別に1つに絞る必要もないですしね。
幾つかのコンテンツで試しながら、
反応が良いモノを広げるスタイルでも良いと思います。

現代は、多様性の時代。

万人に受け入れられる必要はありません。
あなたと同じように、あなたの好きなモノが好きな人に対して、一緒に「好き」を共有できるコンテンツを構築すれば、
それは、充分にあなたのオリジナルコンテンツになるはずです。