なぜ?今、このタイミングでこの指示が出たのだろう?

どうもです。市川です。

どんな仕事もそうだと思うのですが、

「 言われた事をやるだけ 」 では、絶対に成長しません。

○○さんに言われたから、この仕事をしている。
上からの指示だから、今、この仕事をしている。

これだとダメですよ。 って事です。

上からの指示で動いているときは、

「 なぜ?今、このタイミングでこの指示が出たのだろう? 」

これを考えながら取り組むと、
物事の本質が見えてきて、仕事の理解度が上がります。

仕事の理解度が上がっているので、業務の着地点が明確です。

着地点が明確だから、ある程度自分のオリジナルを加えて、
全体の効率化を図る事が出来る。

要は、その着地点に、素早くキレイに着地すれば良い訳ですから。

そうすると、上司や先輩からも、
「アイツは仕事が出来る!」なんて言われる訳です。

※あくまで、着地点が間違っていなければ。なので、ここ要注意※
オリジナルを加えすぎて、全く違う所に着地した際は真逆の評価を受けます。

大切な事は、今やるべき事が何なのか?を考えながら仕事をするのではなく、

なぜ?今、これをやるべきなのか?を考えながら仕事をする事です。

今やるべき事は、指示が出ていれば・・・  そりゃ明確ですよね?
だから、ここを それ以上考える必要ありません。

作業をしながら考えるべくところは、なぜ?今これをやるのか?です。

これは、仕事における誰かからの指示だけでなく、
日常の行動もこうやって分析をしていくと、1つ1つの行動が効率的になります。

私は、なぜ? 今、歯を磨いているのか? 

ちょっと大袈裟に言うと、こういう事です。

「 なぜ? 」 のむこう側には、絶対に 「 なぜならば! 」 が存在していて、
それが人の行動の根源になるでしょう。

実は、これ、ビジネスアイディアを生み出す時にも、
非常に有効な考え方です。

今じゃなきゃダメなのか? 代用する方法はないのか?
もっと便利にするには何が必要なのか?

そんな感じでピントをずらしていくと、
おもしろい結論にぶち当たったりする訳です。

私もミーティングの際に言う事があります。

————–  ( こんな感じで )   ——————–

「 市川さんに言われたからやった。」 これじゃNGなんですよ。

 だとするのであれば、
「なぜ?市川がこのタイミングでこんな事を言ったのだろう?」

ここを考えながら、取り組まないと自己理解度が高まりませんよね?

解らないのであれば、タイミングをみつけて質問してみれば良いんです。

「 これをやる事によって、こういう基盤を作り、
 次にこういう風に繋げていくイメージで間違ってませんか?」 ってね。

そうしたら、
Yes! or No の答えが返ってきますよ。

後は、答え合わせするだけで、市川が考えている事が解りますよね?

————–  ( こんな感じで )   ——————–

ちょっと厳しく感じるかな?(^_^;)。

でも、こういう風に考える事を促す事で、
自らで考える習慣を身に付けてもらいたいのです。

誰かの指示通りにやったら結果が出た。

でも、これは、自分のビジネスではなく、
指示を出した人のビジネスになってしまいます。

取っ掛かり、最初はそれでも良いでしょう。
指示通りにやる事が大切な時期もあります。

ですが、ずぅ~~~ っと その状態が続くようでは良くないですよね。

いつか指示が下りて来なくなる事もある訳です。
( 現実的な話として )

だから、自分なりに結論を出し、その結論の答え合わせとして、
物事に取り組んで行くようなスタイルを身に付けると、
楽しくもなってくるし、結果も必ずついてきますよ。