成長加速の考え方の1つとして。
どうもです。市川です。
多くの人達は、自分に何かを教えてくれるメンターや先生、
師匠という存在が、重要だと考えている事でしょう。
もちろんの事、重要です。
重要なのですが、これと同じくらい、
自分にとっての弟子や生徒という存在も大切だと
私は思うのです。
高校野球の監督インタビューを観ても、
「 生徒たちから教わる事が多い 」 そう仰る監督が多いのも事実ですし、
スクールドキュメント
「 ヤンキー先生の〇〇〇 」 のようなモノを観ても、
最後には、必ずと言って良いほど、
「 また生徒に教えられた 」 なんていう展開になりますよね。
また、学生時代の部活動で考えてみても同様だと思います。
最初は1年生。一番下っ端の存在で、先輩達から教わる事だらけです。
教わっているときは、「???」 となっている頭の中も、
2年生になって後輩に指導し始めると、自然と解釈が固まってきたりもします。
そんな経験、あなたにもあるのではないでしょうか?
私も同様に思う事が多々あります。
私自身、「 人を指導する。」 という事を10年近くやってきていますが、
クライアントさんとのやり取りの中で、「 あ! 」 と気付く事が多いのです。
例えば、私自身これが正解!と考えて出したアドバイスがあったとして、
それをクライアントさんがちょっとした勘違いをしてしまった。
その結果、当初イメージしていた完成図と相違のあるモノがあがってきた。
単純なミスコミュニケーションで起こってしまった事であり、
私の説明の仕方にも問題があったのかもしれません。
そういう場合、私も人間ですから、最初は
「 いや、そういう捉え方じゃないんだけどなぁ・・・ 」 という感情になります。
「 説明の仕方(or順番)間違ったかなぁ・・・ 」 なんて思いながら、
あがってきたものを眺めていると、
「 ふむ。これは、これでアリだな。 」 なんていう結論に至る事もあります。
もっと単純な例を挙げるとするのならば、
私が新しく吸収したアイディアや戦略があり、
それをクライアントさんに教えていくと、私自身の理解度・解釈度が、
吸収した初期よりも数倍上がったりする事もあります。
何が言いたいか?というと、
インプットも大切ですが、アウトプットも大事。という事。
教わる事も大事ですが、教える事も大事。という事。
「インプット&アウトプット。」 「教わる&教える。」
このように対で考えられるようになった時、
あなたの成長はかなりの勢いで加速するはずですよ。 という事ですかね。
2006年 私は複業(副業)を学べるWEBラーニングスクールを創りました。
当時、講師として協力してもらった方々は、全員私のクライアントさんでした。
講師の皆さんも、教える経験が無かった事もあり、最初は戸惑っていましたね。
ですが、自分がやってきた事、経験してきた事を人に教える。
この経験をして頂いた事によって、講師の皆さん(スタッフさん達)の成長が、
かなりの勢いで加速したのを、私は目のあたりにしたのです。
また、その方々の指導を受けた会員さんが結果をだし、
大きく稼げるようになると、会員コミュニティの中で特設ページを設けたりして、
後から続いてくる会員さん達のサポートをやってもらったりすると、
また、その人が一段成長するのです。
得られる収益もそうですが、発想力であったり、吸収力であったり、
様々な面での飛躍を見る事が出来ました。
これらをふまえてみると、
先生も大事ですが、弟子(生徒)も大事。 という話に繋がる訳です。
現在でも、私はクライアントさんが結果を出せるようになってくると、
アウトプットする側に回ってみないか? という提案をよくします。
もちろん、無理強いはしませんが、
そこで了承を得られた人には、その人に合うカタチで、
アウトプットできる方法が何かを一緒に考え始めます。
その経験が、その人をもう一段高いところに上げてあげられるはずだから。
時に、セミナー講師をしたりする人もいますし、
時に、アウトプット用のブログ(メディア)を立ち上げる人もいます。
時には、なかなか結果の出ないクライアントさんと結び付け、
パートナーシップを組んでもらう事もあります。
さて、話が長くなってきたので、そろそろまとめましょう。
今、あなたは、
教える事が大事なのはわかったよ!でもね、
私には教えられる結果も無ければ、教える対象の人もいないよ!!
なんて考えているかもしれませんね。
もし、そうなのであれば、それは自然な事なので、
何も不満を感じる必要はありません。当然ですから。
私が言いたい事は、
教えるつもりで、課題に向き合ってみると、あなた自身の吸収スピードは
自然に増し、自然と理解度も格段に増すはずですよ。 という事。
本を読むときは、誰かに読み聞かせるように読むと、
1回で色々な事が吸収出来ます。
(本を読む事が苦手。という方は是非試してみてください。)
何か、新しい技術を身に付けようとして、
テキストに沿って実践する時も、誰かに見せているような感覚でやると、
1回で覚えられたりするもんです。
疑似 弟子(生徒)作ってみる。 っていう感覚かな。
これは何も副業でパソコンをカタカタしている時だけに有効なのではなく、
お勤めの時にも有効だと思います。
上司・先輩に言われた事を、” かみ砕きながら ” 後輩に話してみる。
※まんま話をしてしまうと、ただの受け売りになっちゃいますので注意。
きっと、その中で、あなたの理解度・解釈度もあがっているはずです。