好きな事。得意な事で生きていく。

どうもです。市川です。

自分の好きな事を仕事にしよう!
自分の得意な事でビジネスをしよう!

あなたもこんな話を
一度は目にした事があるかと思います。

ですが、多くの方々は、

出来る訳がない。
仕事と趣味は違う!
そんなモノ理想でしかない。

そんな風に思って、最初から諦め、
何も行動を起こそうとしません。

もちろんね。

あなたの好きな事、得意な事で、
確実に成功できる!

なんて事は、私にも言えません。

ビジネスはニーズがあって初めて成り立つモノですし、
自分の得意な事を他人の喜びの為に使わないと、
事業は成り立つ訳が無いのです。

ですが、あなたの得意な事、好きな事で、
自分のオリジナルビジネスを確立する事は、
実はそこまでハードルの高い事ではない。

私はこう言い切ります。

今日はそんなお話。

私のクライアントの横山さん。(男性)

サラリーマンである彼は、
現在、副業として私と一緒にビジネス展開を行っています。

1回目のお付き合いは、2012年2月

物販のアフィリエイトを主に実践し、
1ヶ月の最高収益は、30万円近くになったモノの、
その年の年末に、お仕事の都合で個別プロデュースを卒業。

そこから約2年後の2014年12月。
再び、私の門を叩いてくれる事になりました。

その間、結婚をしていたり、お勤めしている会社が変わったり、
色々と環境の変化があって、もう一度チャレンジしたい。

そんな意志から、2回目のお付き合いが始まりました。

この2年間で、稼げていたカタチは全てなくなり、
再度 「 ゼロスタート 」 の状態。

2年のブランクが多少心配ではありましたが、
一度は、月に30万円弱までの結果を出した人です。

ある程度の結果を出すのに、
そこまでの時間はかかりませんでした。

2015年
2月 ¥132,258-
3月 ¥155,208-
4月 ¥175,247-
5月 ¥151,538-
6月 ¥141,277-
7月 ¥141,787-
8月 ¥75,946-
9月 ¥91,112-
10月 ¥172,244-
11月 ¥121,969-

一時的に数字が低迷し、そこを盛り返したり、
色々なドラマがありましたが、
まあまあ、そこそこの収益化には成功した訳です。

副業で取り組んでいますしね。
もちろん、個別プロデュースの契約金も、
綺麗に回収に成功しました。

ただ、いまいち数字が跳ねない。

2016年は、何か新しい事に取り組もう!
そんなテーマを年末に掲げて迎えた2016年。

横山さんからとある相談を受けます。

横山:

市川さん、僕ね。
小さい頃から書道をやっていたんですが、
二十歳ぐらいから、自分の作品を趣味で創ってきたんですね。

これって、ビジネスになりますかね?

市川:

へぇ~、初めて聞きましたね。その話。
どんな作品創ってきたんですか?

横山:

あ、そうですよね。
これまでに撮った写真があるんで、
ちょっと送りますね。

市川:

え!? ごめん。
想像より、全然しっかりしてるんですけど・・・

これ、お経?

横山:

そうです。般若心経です。
小さい頃、おばあちゃんの横で一緒に真似したりしてたんです。

今も、お寺さんに頼まれて書いているんですよ。

市川:

え!? ちょっと待って、
お寺さんに頼まれてる???

横山:

そうなんです。

最初は親戚や親の友人の葬儀の時なんかに、
「 書いて欲しい。」 って頼まれて書いていたんですが
お寺さんからも、たまに依頼がくるんですよね。

市川:

いや、すげぇ~な。
僕自身、書に関しては全くの素人なんで、
上手いとか、下手とか、そういうのは評価出来ないんですが、
なんか、単純にスゴイって感じるわ。

横山:

イケますかね? これ。

市川:

ごめんなさい。現時点では確実にイケる!って
保証は出来ないですが、やってみる価値はあると思う。

ちょっと、一緒にプラン組みましょう。

横山:

是非、お願いします。
自分もやってみたかった事なんで。

市川:

了解!一緒にがんばろう!

でも、最後に1つだけ言わせて。

横山:

はい。

市川:

お付き合いが始まって約3年になるんですけど、

なんで、今まで黙ってた?これ。

横山:

いや・・・別に黙っていた訳ではなく・・・
タイミングというか、キッカケがなかったと言うか・・・

———

こんな話がキッカケで、横山さんとの新プランが始まります。

まずは、「書いている。」 という事を伝える為の媒体が必要。

なので、ブログから入って行こう。
それをFacebookでシェアをして、人の評価を見てみよう。

そんな趣旨から3月に立ち上げたブログ。

筆に願いを
http://fudeninegaiwo.com/

どんなモノを書いても良い。
字の善し悪しを観てもらうのではなく、
活字に想いを込めよう。

格好つける必要なんかない。

現在の自分が書けるモノを書いてアップしよう。
それで人に観てもらおう。

こんなアドバイスをしながら、
彼は、色々な題材を筆を使って表現していきました。

時にね。こんなボツになったモノもありますけど。

こういう おもしろネタ と書のミスマッチって、
面白くなるかもしれない?って思ってね。

書いてみるように提案したの僕なんですが、
思った以上におもしろくなかったんで、ボツにしました。
(^_^;)。

日々の会社勤めもしながら、アフィリエイトの作業もしながら、
筆のコンテンツ作成もやる。
横山さんにとっては、大変な日々だったと思いますが、

2016年6月 ショップをOPENさせます。

筆こどばGALLERY
http://brushart9.shop-pro.jp/

自分の得意な事、好きな事を活かして、
ビジネス展開をするカタチにまで、
持って行くことが出来ました。

現状、まだ事業として完璧ではないですし、
まだまだ改変の余地があるショップではありますが、
ゼロから産声をあげた彼のお店。

横山さんのオリジナルショップ。
今後も一緒に発展させていく方向です。

この経験で彼が学んだ事は本当に多いと思います。

ショップを構築する為の技術的な事はもちろんですが、
商いというテーマについて、色々なセッションをする事が出来ました。

これは、横山さんの生涯スキルとして、確立されていくことでしょう。

横山さんへ。

本当にがんばりましたね。
いや、でも、まだまだこれからですね。

一緒にがんばっていきましょう!

余談ですが・・・
横山さんと私の共同制作の作品もあります。

人を喜ばせる事が出来なければ、
「ありがとう」という言葉は返ってこない。

ビジネスの本質は、人を喜ばせる事であり、
「ありがとう」という言葉の対価がお金になる。

戦略だノウハウだ、最先端のツールだ、そういうモノは、
いつになっても、新しいモノが出てくるし、
事業を営む人を迷わせる最大の材料になる事が多い。

そんな時は、本質を思い出してください。

そんな意味を込めて、「 ありがとう 」 という5文字で、
「 喜 」 という字を表現した作品です。

ちなみに、この作品は、
私の友人が経営する美容室に飾ってあります。