キッカケ1つで思い込みの鎖は切る事が出来る。
どうもです。市川です。
少し前の話になりますが、友達から連絡があり、
「 猫が逃げた!」 と・・・
その猫は、飼い猫が産んだ仔で、
産まれてから1回も外の世界を知らない。
それまでも、玄関のドアを開けていても
恐がって外に出る事は無かった猫。
遊びに行った時に何度か対面した事がありますが、
恐がって全然近くによって来なかった。
そんな猫がちょっとした
網戸のスキマから家の外に飛び出した。
まあ、そんな話でした。
2日後、その猫ちゃんは近所の家で発見され、
初めての大冒険は無事に終焉を迎えた訳ですが・・・
ふと、「 鎖に繋がれた象の話 」 を思い出しました。
—簡潔に内容を説明すると以下です。
あるサーカスに人気の象がいました。
その象は、普段小さな杭に鎖でつながれていたが、
逃げようとする事はなかった。
象の力ならば、簡単に杭を引き抜いて
逃げることができるのに逃げようとしません。
この象は、とっても小さい時から
同じような杭につながれていました。
小さくてまだ力がないころに、
何度も杭から逃げようとして失敗した結果、
杭から逃れるのは無理だとあきらめてしまったのです。
そして、二度とその記憶を疑わず、
自分の力を試してみようとしなかったのです。
象は、杭に束縛されているのではなく、「自分は無力だ」
という過去の体験から来る「思い込み」に縛られていたのです。
— とまあ、こんなお話。
この話と、「らんまる(逃げた猫)の大冒険」の話を
ミックスして考えてみると・・・
象はいつか逃げるね。
だから、サーカス団の人達は油断しないでね。
そんな風に考えてしまった自分がいます。(^_^;)。
何がキッカケで猫が外の世界に飛び出したか?
その答えは永久に迷宮ですが、
何かのキッカケがあって、家猫が外に飛び出した。
その事実だけは、この話の中に存在する。
という訳で・・・
キッカケ1つで思い込みの鎖は切る事が出来る。
これは、私達人間でも同様でしょう。
何がキッカケになるか?は人それぞれだと思います。
でも、そのキッカケに気付く事が出来るのは
自分(あなた)しかいません。
また、外に出たい(今の環境からの逸脱)と思った人にしか、
そのキッカケは訪れません。
そして、何がキッカケであったか?の答えは、
後から振り返る事でしか確認出来ません。
だから、大事な事は 「 行動 」 する事。
なのだと思います。
また、こうも思います。
思い込みによって、縛られる事があるなら、
思い込みによって、解き放たれる事だってある。
思い込みの鎖に縛られるのも自分。
思い込みの力によって、解き放たれるのも自分。
さて、あなはどうなりたいか?何がしたいか?
何をするべきか?
解らなければ、解る人に聞く。これも立派な行動です。
そのシンプルな質問が大きなキッカケであった事例を、
私は 数百件 知っています。
いや、「 体験 」 してきています。これが正しい表現ですね。