お寿司にわさび (発想方法の1つとして。)
どうもです。市川です。
アイディアを生み出す必要がある際、
ちょっとだけ意識して欲しい事があるのですが、
無から 新しいアイディアは生まれてこない。 という事。
何も無いところから、ポンってアイディアが沸く事って本当に稀です。
私自身、経験したことがないかもしれません。
新しいアイディアの95%以上は、
「 既存の要素 」 と 「 既存の要素 」 の組み合わせである。
誰にでも何かアイディアを生み出さないとイケない状況ってあると思います。
そんな時は、 う~ん・・・。。。 って唸って頭を動かすのではなく、
手や口を動かした方が閃く事の方が多いと思います。
(あくまで私の場合はそうです。)
そして、その際、『 あり得ないモノ同士をくっ付けてみる。』 という発想は
非常に効果的です。
本当に新しいモノが生み出される可能性があると思うのです。
今は理解されなくても、
後々それがスタンダードになる事だってあるはずだと考えるのです。
私はお寿司を食べると、ふと思う事があります。
小さい頃、お父さんに
「 なんでお寿司にはワサビが入ってるの?」 という質問をした時、
「 生もの だから傷まないようにだよ。」 なんていうニュアンスの回答でした。
当時は 「 ふ~ん 」 というリアクションしか出来ませんでしたが、
ネットで調べてみると、「 風味を楽しむ 」 事と 「 抗菌作用(解毒作用) 」 の
2つの観点から、お寿司にはワサビが入っている事が解ります。
で、私が 何を思っているか?というとですね。
刺身 ⇒ 魚 ⇒ 海
わさび ⇒ きれいな水 ⇒ 山
海のモノ を 山のモノ で解毒しようとした昔の人ってすごくない?
って事です。
おそらくですが、当時はあり得ないモノ同士だったはずなんですよね。
「 わさび使ってみたらどうかな? 」
「 はあ?何言ってんのお前? 」
なんて会話があったかもしれないですよね。
保存技術が未熟だった当時は、おそらくですが、
お寿司が原因で食中毒になった人達も多かったと思うのです。
そこで、この問題どうするか?
みたいな会議が開かれて・・・ なんてイメージです。
※あくまで私の妄想レベルなので、無理に共感は求めません。m(__)m
という訳で (どういう訳で?)
何かアイディアを生み出す際、
無から生み出すのではなく、組み合わせる事で目的が達成される。
実は、こちらのパターンの方が絶対数多いはずなのです。
私はアイディアを生み出す際、ほとんど唸りません。(頭だけで考えません)
本を読んだり、ネットでカタカタ調べたり、誰かと会話をしたり・・・
時に紙に落書きみたいな感じで書きだしたり・・・
その中で得られた ヒント(らしいもの) と ヒント(らしいもの) を組み合わせて、
1つのカタチを作って行こうと試みるタイプです。
でも、これでけっこう多くの企画が生まれてきた事も現実なのです。
という訳で、ほんのちょっとでも、何か参考になれば幸いです。
先日、とあるクライアントさんとミーティングをしている際、
こんな企画どうですかね? という提案をしました。
そこから内容を詰めて行って、ミーティング終了間際、
「はい。では何か質問ありますか?」と聞くと、
「 そういうアイディアって、いつもどうやって生み出してるんですか? 」
という質問が投げ掛けられ・・・
あ、企画内容ではなく、そっちの質問なのね。(^_^;)。
じゃあその件は近いウチにブログにでも書いてみます。
でも、感覚的な要素も多いですし、手順が書ける訳でもないので、
過度に期待はしないでくださいね。
という回答をした為、今回のテーマになった次第です。
やっぱあれですね。
文章で表現するのは難しいジャンルですね。(^_^;)