そろそろ独立を考えています。

どうもです。市川です。

何だか急に温かくなってきた今日この頃。

東京では桜の開花宣言が出たとか出ないとか・・・

気象庁の担当者さんが
「5輪咲いているのを確認できましたので、開花でお願いします」 との事

お願いしちゃうんだ・・・ (^_^;)。

「 宣言 」 っていうくらいなんで、もっとハッキリと言っても良いんじゃないか?
そんなどうでも良い事を思う今日この頃。

さて、まじめな話しましょう。

例年の事なのですが、この時期クライアントさん達から、

「 そろそろ独立を考えています。 」 という相談を頂きます。

春だからでしょうかね。旅立ちの時期なのでしょうか。

昨年も2名、会社を退職し起業されたクライアントさんがいましたが、
今年は現時点で2名から相談を受け1名は大筋独立の方向で動いています。

私の個別契約(個別プロデュース)のテーマが 「 経済的自立 」 ですので、
このカタチが一番解り易い意味での自立に該当するのかな。とも思っています。

ただ、勘違いして欲しくないのは、私自身、最初から独立を煽ったりはしません。
まずは、会社からのお給料以外に得る収益の構築。これがテーマです。

その上で、得られた収入に自信が付いたり、
本当に自分がやりたかった事にチャレンジしたり、

そういう流れになるのです。

なので、会社勤めをしながらの複業(副業)も否定はしない人間です。

なぜならば・・・・

独立する事のメリットもデメリットも両方知っているから。

メリットとしては時間の都合が付き易くなります。

作業に当てる時間ももちろんですが、休日も自分で決められます。

また、収入に上限がありません。
自らのがんばり次第では、7桁だって8桁だって狙えます。(月収で)

書きだせばまだまだメリットはありますが、もちろんデメリットもあります。

一番のデメリットは、誰も守ってくれない。という事でしょうね。

会社勤めをしている場合は、なんだかんだで守られる環境にいます。
労災もそうでしょうし、賃金も最低保証があります。

独立をした際は、その鎧みたいな物も自分でやって行かなくてはなりません。
冗談抜きで、医療保険はある程度良いプランの物を選んだ方が良いでしょうね。

先日、田中愛可さんと収録した音源でもお話しましたが、

私自身、稼げる準備が整ってから独立をした訳ではありませんでした。

本当に貯金も無かったし、稼ぐ術すら知りませんでした。
云わば、稼ぐ術を学ぶ事に集中したかったから独立を決断した。です。

という訳で、その後、当たり前のようにどん底の状態も経験しています。
(独立から数ヶ月後ですね。速かった。ああ速かった。。。)

貯金はゼロ。嘘じゃなく、財布の残金は3000円。
キャッシング枠を全て使い切ったクレジットカード。

そして、来月の収入の見込みはゼロでした。

勢いオンリーで独立しちゃった奴の典型的なパターンですね。

ただ、それでも周りの人達に支えられ、もちろん自分でも相当の努力をし、
自ら会社を起こすまでにもっていけた訳です。

独立後の辛い部分も幸せな部分も、両極端で経験している訳ですね。

なので、私がクライアントさんから独立の相談を持ちかけられた時は、
相当慎重に回答をするようにしています。

もちろん、クライアントさんの記録(カルテのような物)も見返し、
現状の収益額や、それが継続している時間。

独立後の時間配分、ご家族への配慮。等々。

そういうモノをディスカッションの中で並べていき、
その上で私なりの見解を述べるようにしています。

そして、最終的な決断は、本人に委ねるようにしています。

「 自己責任 」 という言葉の重みに潰されない覚悟があるのであれば・・・
という言葉を付け加えて。

ただ、ここで考えて欲しいのは、私のクライアントさんの9割が、
ほぼ初心者からのスタートである事。

私の門を叩いてくれたタイミングに限らず、
どんな人でも初心者の時期はあった訳で、ゼロからのスタートな訳です。

そんな方々が、会社から独立を考えるまでに成長出来る事。
これ、本当に素晴らしい事だと考えています。

あなたはそういう環境まで自分をもっていける人と、
そうでない人の違いって分かりますか?

実は、答えは凄くシンプルなんです。

始めたか?  そうでないか?

途中で諦めたか? そうでないか?

実は、これだけの差です。

さて、春の足音が近づいてきている今日この頃。
あなたはどちらを選ぶのでしょうか?

最後になりますが、本当に色々な試練を与えられ、
凄く苦しかった事も何度もありました。

冗談ではなく、「 死 」 というワードが心の中に迫った事だってあります。

今だってナリの苦労はあります。歯がゆい事もたくさんあります。
未来の保証だってもちろんありません。

でも、経験させてもらった事や、観てきた世界、得られたモノ・仲間。
そういうモノを諸々ふまえて考えてみると、

私は、独立という選択肢を選んだ事は 善かった と思う事が出来ています。