あれから1年

どうもです。市川です。

本来であれば、今回のような表題の話をするのは、
1週間遅いのですが、これにはちょっとした理由があります。

先週の日曜日。

僕も例外なく、TVを観ていた1人です。
各局、朝から特番を放送していて、1日で何度泣いたでしょうか。

あの震災は風化させてはイケない。
忘れてはイケない。

いや、震災はまだ終わっていない。

色々な事を考えさせられて、自分には何が出来るか?とか、
そういう事もたくさん考えました。

募金やボランティア、地域復興のためのビジネスアイディアなど・・・

でも、なんかしっくりこなかったのが事実です。

自分の無力感に苛まれつつも、
夜はいつもの週末のように地元の仲間と食事へ向かいました。

もちろん話題は、TV観た?とか、原発が云々とか、
自然とそういう話題になるのですが・・・

そこで1つ気付いた点がありました。
しっくりこない理由が何なのか?

そこで、ある提案を仲間にしてみたのですが・・・

「 なあ。近いうち1回、被災地に行かないか?
 ボランティアとかそういうのは、俺ら似合わないの解ってるから、
 純粋に目で見て、肌で感じてみない?現状ってヤツを 」 と。

なぜならば、実際に見てないのです。TVを通して様々な映像は観ました。

でも、実際にあの場所が今どうなっているのか?
明確な事は映像を通してしか知らなかったのです。

なので、実際に目で感じ、肌で感じる事が、
実は、今出来る事の1つなのではないか?と考えた次第です。

どんなリアクションが返ってくるのか?とも思ったのですが、
以外にあっさりと、

「 そうだな。映像で観た景色も実際に目で触れてみると違うかもしれないしな。 」

そんな流れで、現実的(物理的)に行けるところ。という事で宮城県に行くことが決定。
現地は車で移動する事になるだろうから、新幹線ではなく車で行くことも決定。

こういうのは思い立ったら早い方が良い。という事で最短のスケジュールで調整。
(今週。という事です。)

現在復旧の関係で仙台のホテルを取るのが難しく、この1週間ほとんどのホテルが
満室でした。

実際に予約が取れたのが、金曜の夕方。(きっとキャンセルなどがあったのでしょう。)

そしてこの土日を使って宮城県に向かい、
今日(3月18日)震災から1年と1週間が経過した日に、
宮城県 石巻市に行ってきました。

正直な話。 ちゃんと写真を撮れたのは、この1枚だけでした。

おそらく、震災から1年が経過し被災者の皆さんや、
石巻を訪れた皆さんが献花をするスペースでしょう。

たくさんの花が置かれ、お線香がたかれていて、
瓦礫に火をつけて作った種火があり
亡くなった方々の写真などが置かれていました。

この場所に長時間滞在するのは無理でした。

昔から気心の知れた地元の仲間3人で行ったのですが、
普段は自分の年も考えず、バカ話やバカなノリをしている仲間ですが、

この場所に居た時は、ほとんど会話など出来ませんでした。

ちょっとでもしゃべったら涙出てきそうだった。
帰りの車の中ではそんな話もしていたので・・・・

車で走りながらですが、色々な場所を見てきました。

3階建ての3階のガラスが全部割れていた学校跡。

明らかに住宅街であったであろう場所に、今は半壊した家が
1軒だけ残っている場所。

海からけっこう離れたと思っていた場所に、津波の跡が残っていた場所。

すごい高さまで積まれた瓦礫。

色々な爪痕を見ましたが、そこで立ち止まって写真を撮る事は出来ませんでした。

TVで何回も観た映像の場所は、
目で見てみると、ただただ茫然とする事しか出来ませんでした。

それらを見た後、この献花スペースを見つけたので、
何の会話も出来なかったのが、正直なところだったのでしょう。

今回、僕らが行った行動は、もしかしたら間違っていたのかもしれません。
実際に被災された方々にとっては、不謹慎な行動だったのかもしれません。

でも、個人的には見に行って良かったと思っています。

今回、石巻に行った事によって、僕の中でも今回の震災は、
映像の中だけの事ではなくなりました。

自分に何が出来るか?

この答えには、まだまだ至っていませんが、
実際に自分の目で見たモノは、絶対に忘れない自分の記憶として、
残す事が出来ました。

今回は交通の事情やスケジュールの都合で石巻になりましたが、

実は、僕の古いクライアントさんに、東京から石巻に嫁いだ方がいます。

震災直後から、その方の事は心配しているのですが、
契約が切れ、もう何年も連絡を取らなくなってから震災が起こったので、

現在の所在は不明です。本当に無事であって欲しいと心から祈っています。

本当に本当に月並みな表現なのかもしれませんが、

被災された方々に、心からお悔やみを申し上げると共に、
1日も早い、復旧・復興をお祈りします。

と言いますか、絶対に復興してもらいたいです。

今、僕に出来る事は、
わずかばかりの寄付と、この気持ちを表す事だけなのかもしれません。

そして、これからは考えます。色々考えます。
答えは見つからないかもしれませんが、色々考えます。

この日本が復興するために、何が必要なのか?

私たちは 今、何をするべきなのか?