導線 を 明確 且つ シンプル にできるのだ。
Facebookは商用利用が可能なSNSです。
この 商用可能 というキーワードが、大きな可能性の1つなのですが、
では、なぜ?SNSで商用利用が出来ると優位なのか?というお話を、
今回はしてみたいと思います。
ネットを使って商品やサービスを販売する際には、
必ず 『 お申込みページ 』 にユーザーを誘導する必要があります。
この『 お申込みページ 』 への誘導が上手ではないサイトは、
なかなか上手く行かないのも事実です。
お申込みのリンクがわかりにくかったり、
クリックの回数が多くないとお申込みページが出てこなかったり・・・・
一般的に、ユーザーは3クリック以内に申し込みページに誘導する。というのが、
インターネットで商売をする上での定説とされています。
必要以上のクリックを伴うと、わかり難いサイト とユーザーに判断され、
「じゃあ、他を探そうか?」という気持ちにさせてしまうのです。
また、ネットでの集客の場合、最近はブログやツイッターなどから、
自らの商品ぺージ(キラーコンテンツ)に誘導させるカタチがベーシックです。
この時点で、余計な1クリックが1個増えてしまっている訳ですね。
ですが、ブログやツイッターでは課金が出来ない訳ですから、
この1クリックはどうしても必要な1クリックになってしまいます。
さて、この問題がFacebookを使うとどうなるか?というと・・・
実際に実在する店舗を観てもらった方が良いでしょうね。
http://apps.facebook.com/flowers-store/
海外のお店になりますので、ちょっと解り難い部分があるかもしれませんが、
これは、お花屋さんがFacebookを使って展開しているのですが、
Facebook上の日記を書くスペース(ウォール)とショップが1クリックで
行き来出来ます。
この時点で、販売戦略としては、だいぶ優位に働く事は間違いありません。
また、釣り具屋こそ・・・ の時にお話したように、
興味のある人だけを集中的に集める事が出来るのが、SNSの魅力です。
「 いいね。」 ボタンを押してもらうだけで、このお店のお知らせなどが、
ユーザーに届くようになる訳です。
それに付け加えて・・・・
SNSはバイラル(口コミ)を起こす事が出来る。というのも利点です。
Facebookユーザー同士ならば、「 ナイスお花屋さんみつけたぜ!」 なんていうのが、
半自動で友達に知らせる事が出来てしまうのです。
解り易く説明すると、私がこのフラワーショップの「いいね」ボタンを押せば、
私の友達には、「 市川がこの花屋の いいね 押したぜ!」 なんてお知らせを、
自動でやってくれちゃうのです。
自分の友達が 良い って言ってるサイトなんだから、
じゃあ、必要になったらここでお買い物でもしましょかね。
(という訳で、僕も いいね 押しとくか・・・)
お知らせを受け取った人達を、そんな気持ちにさせてしまうシステム。
如何にバイラルを起こし易いシステムになっているか?が、ご理解頂けると思います。
もちろんね。
悪い噂も簡単にバイラルされてしまう訳ですが、
初めから悪用してやろう。なんていう人達の方が少ない訳で、
まっとうに商売をしようと考えているのであれば、
この仕組みは、非常に有利に働く事この上なし。なはずでしょう。
このように、Facebookでのショップは、お店と集客コンテンツの導線を、
シンプルで解り易いカタチにしてくれます。
ユーザー(お客さん)とお店の繋がり方がシンプルであればあるほど、
双方にとって、便利に働く事は言うまでもありません。
でっかいショッピングモールのようなサイトで、
自分の欲しい商品を探すのが苦手、なんていう人には、
こっちのカタチの方が好まれる。という事でしょうね。
さてと、今回はこのくらいにしておきましょうか。